ネタの作り方。ネタに困ったら要チェック

ネタの作り方。ネタに困ったら要チェック

クリエイターの仕事をしていると『ネタが尽きた』『何書けばいいか分からない』といった、どうしようもない話をよく耳にします。
そこで、マルチクリエイターの筆者がネタの書き方、作り方を紹介したいと思います。

ネタとはなんぞや

まず、ネタとは何ぞや、というところで考えてみましょう。
一般的にネタで出てくるものはいくつかのタイプに分けられます

・既存のネタの使いまわし
・経験から考えられるネタ
・複数のパターンの掛け合わせ
・天から降ってくる謎のネタ

基本的にこの4つで分けるのが良いかと。
一般的に言われているネタがないというのは『天から降ってくる謎のネタ』が出てこない事を言っている気がしますね。

頭の中が堂々巡りになっている場合は、そのあとどうしようもなくなると『既存のネタの使いまわし』に走ります。
この場合オリジナルの要素が強ければ、コピーだとか、パクリだとか、同人誌だとか揶揄される原因になりますね。

著作権的にもNGになる事があるので、ネタを考える上でこの堂々巡りから先に抜け出せるようにしておきましょう。

ネタの作り方の基本は経験・掛け合わせ

改めて考えてみると、ネタの出し方というのはこういった物から取り出すことが出来まsづ。
特に『経験』というのは、他の人が知りえない特別な情報なのでネタとしては一級の物になりやすいのですが『選別』が必要になるので、経験値が浅いと腐らせる原因になりやすいですよね。

そこでオススメするのは『掛け合わせ』です。
これは使えないネタも多く出てきますが、普段からネタをためておけば割と良質なネタが出てきたりします。
特に、自分が思ってもみなかった掛け合わせが出てくると『これはッ!』となるので、書く前からワクワクするので、モチベーションアップにもつながりますし、オススメなのです。

掛け合わせでネタを作り出す方法

掛け合わせをしながらネタを作り出す方法としては、普段から思い付きをメモしておくことをオススメします。
テキストでもなんでもいいので、できれば電子デバイスにメモしておきましょう。

で、具体的に作り出す方法としては、エクセルがちょっとしたオススメの方法。
ネタをずらーっと並べて、ランダムでくっつける関数が簡単に作れちゃいます。

関数なんて無理!という人は、このエクセルデータをPCでダウンロードして使ってください。
ネタを貼り付けたら、Ctrl+Shift+↑でネタとを同じだけ選択して、Ctrl+Dで連続コピーしたら使えちゃいます。


※予め中に入っている言葉は自分が使ってるものは入れてないです。ネタパクられたくないですからねw

経験は常にアンテナを張っておくというアレ

クリエイターをやっていると絶対に1度は耳にしたことがある言葉『常にアンテナを張っておく』という言葉。
意味については、創作に使えそうなものを常に考えるという事ですね。
言葉は違えど、ネタ探しにもこの点は何十年も前から常々言われています。

本末転倒な事を言ってしまうと、普段から出かけたり、人と会ったりするようにしておけばアンテナなんか張ってなくてもネタは拾えます。
ですが、ちょっとでも多く、良質な物を作ろうと思うのであればこういったことは頭回転の一部を常に割いておくといいのではないでしょうか。

今はスマホなど、結構楽にメモ出来て、周りに気を使わないものがあるので、気づいたことがあったらこっそりメモを取りためておくと良いですね。

掛け合わせネタは無限で、腕を上げる事にもつながる

今回の一口に『ネタ』といったのは、どのクリエイティブ作業にもあたはまるためです。
自分が中心に行っている『物語』に関するネタもそうですし、他のイラスト、デザイン、音楽、演技など、色々なネタとしても使えますね。

イラストであれば、番号振りをしておいて、2つ、3つと掛け合わせのパターンを考えてみるのもいいかもしれませんし、デザインに関しては、パクリと言われない為に掛け合わせるのにも大いに役立ちます。
というか、自分は仕事でこうやってデザイン作る事多いというのは秘密。

音楽でも、作曲のコード進行やソロのメロづくり、歌詞づくりで役に立つんじゃないかなー、と漠然と感じていますが、自身が試したことがないので、あくまで「そうじゃないかな」という程度に考えてください。

これってチートシートじゃねえか

ある業界ではこういったエクセルシートを『チートシート』という人もいますが、個人的にこの呼び方は合わないと思います。
あくまで自分で思いついた内容を書きだしていって、そのちょっとした手助けをしてくれるツールだと思っています。

とりあえずこのエクセルシートは、ゲームとかでいう『補助魔法』程度のものなので、過信し過ぎないでくださいね。

ネタの作り方に困ったら早速使ってみよう

結局、ネタの作り方に困った時に役立ちます。
1次創作でも、2次創作でも、どちらにも向いているやり方ではあるので、ちょっとしたネタを考えたい人は一度思いつく要素を書きだして、このシートに貼り付けて考えてみてくださいね!

エクセルが使える人は、オリジナルにカスタマイズして作ると、もっと面白いネタが出てくるかもしれませんよ……?