【ムービーメーカー編集】クリスタで水車小屋描いてみた。動画編集手順
今回伊藤ひずみ先生のメイキング動画の編集に携わらせていただきました。
作業工程や時間の問題で、今回の動画編集ソフトはムービーメーカーを利用しました。
極力ムービーメーカーの独特の雰囲気を消す手順などをまとめていきます。
クリスタで水車小屋描いてみた。漫画背景メイキング描き方講座
今回私が編集した動画はこちらです。
編集前のフルメイキング動画はこちら。
ムービーメーカーでの編集手順
この動画の場合、最初に素材を用意します。
動画の用意
まず、全体を確認して編集するセクションごとに動画を切り分けます。
この動画では『○○Step』と言う形で分けてあります。
他にも、作業的でユーザーが見ていると疲れる点もカットする形で別セクションに分けていきます。
8x、32xは倍速の用意が必要だったためこういった名前にしました。
画像の用意
動画以外にも、編集点として画像も用意します。
今回は導入の画像と、最後の編集点ように画像を用意しました。
画像編集ソフトを使って動画サイズの比率に合わせて幅3840高さ2160の画像を用意して、トリミングをしていきます。
クリスタ、フォトショップなどの専用の画像編集ソフトがない人はペイントのサイズの変更を利用して作ることが出来ます。
導入部分の画像は文字を入れる隙間と、比率の問題でこの形にしましたが、各々好きな形にすると個性が出せますね!
17分16秒の所からのアップで見せるための画像も、同比率で用意します。
フォントの選別とエフェクトの厳選
ムービーメーカーの素人感が出る多くの原因は『デフォルトのエフェクト』と『フォント』だと考えられます。
そこで、フォントとエフェクトを厳選していきます。
フォントは、動画のイメージにあったものを『フリーフォント 商用』などでグーグル検索をして、お気に入りのものを選びましょう。
途中の説明(キャプション)は、読みやすさを重視してWindowsのデフォルトフォントを利用しました。ここも変更するだけでかなり雰囲気が変わります。
ムービーメーカーで編集した雰囲気を出さない方法としては、アニメーションエフェクトはなるべく簡素なエフェクトを使いましょう。
今回使うのは味付けの薄い「ぼかし」「ぼかし(黒へ)」を中心に使います。
「クロスフェード」や「グレーへフェード」も使いやすいですね。
音楽だけは別のソフトを使う方が良いカモ
音楽を入れるときに最初からムービーメーカーを使うのはあまりオススメしていません。
理由としては『フェードイン』『フェードアウト』はあるものの、『クロスフェード』が無いため。
どうしても空白の時間が出来てしまうので、これが気になる人は最初に音楽編集ソフトでクロスフェードでつなげて行きましょう。
ムービーメーカーだけを使って作るのであれば、必ずフェードイン、フェードアウトで音楽が気にならないようにしておくと良いでしょう。
無音が中間に長時間入ってしまうとよく言う『放送事故』的なことにもなるので、その点は注意してくださいね。
音楽を別ソフトで編集した場合、時間を正確に測って合わせていく事が大切になりますので、機会があればまた詳しく書いていきます。
小さな組み合わせでムービーメーカーでもクオリティアップ
ムービーメーカーを使った編集は、ムービーメーカー独特の味を持ったエフェクトや、デフォルトのフォントを使わないことが特に大きな比重を持っています。
雑な言い方をすれば『デフォルトの状態からいかに崩せるか』というのが、ムービーメーカー感を出さない編集方法になります。
また、一通り出来上がった後に『フェード』の時間の調整も忘れないようにしましょう。
今回はざっくりとした編集手順を紹介しましたが、何かの参考になれば幸いです。
もちろんですが、動画で使う素材、音楽で著作権違反はしないでくださいね!
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