密造酒『WAIHEKE MOONSHINE』を飲んでみた!
文字通り危険な香りがする『密造酒』ですが、今回はニュージーランドで売られている『Cinnamon WAIHEKE MOONSHINE』を飲んでみました。
シナモンの香りが付けられたウイスキーで、ネット通販でも売られている密造酒。その味などをまとめてみました。
Cinnamon WAIHEKE MOONSHINEとは
ニュージーランド、ワイへケ島(WAIHEKE)で作られているちょっと有名な密造酒(らしい。詳細不明)。
密造酒というロマンがある一品。
日本で手に入ることはまずなく、ホームページから購入可能だが、たどり着くことが難しいだろう。
購入を考える人は、現地に行って買うのが一番良い。
独特の風味と残る後味
香りはシナモン。りんごを足したような果物の香り。
だが、味はキツく面白い味。
沈殿物が濃く下に出来るような濃さを持つ特徴がある。
シナモンウッドの香りが高く、強烈な後味が残りウイスキーに飲みなれている人でも、躊躇してしまう事があるような独特な風味を残す。
密造酒(MOONSHINE)は飲んでも法律に触れない?
さて、気になるのは『密造酒』を飲んで、法律に触れないかという点です。
真っ先に思い当たるのは『酒税法』ですね。これは密造を明確に禁止していますが、飲むことを禁止していません。
とはいえ、念のため調べてみると、MOONSHINEは許可を取って販売している物が多いらしく、呼称こそ密造酒であるものの、実際は普通のウイスキーという扱いになっている事もしばしば。
答えに至る情報が得られませんでしたが、おそらくこのWAIHEKE MOONSHINEも密造酒時代のレシピを再現したお酒だと考えられます。
ダイレクトに「密造酒(ムーンシャイン)」と言うブランド名で出されている製品が近年増えている。ただし「密造酒」と名乗ってはいてもこれらの製品はちゃんと政府の許可を得て生産されているものなので最早本当の意味での「密造酒」ではない。あくまで密造されていた時代のレシピに忠実に作っている、と言う意味である。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/密造酒
法律には触れないが、危険はたくさん
今回のお酒の様に、比較的安全な物はいくつかありますが、本当に家庭でこっそり作られている密造酒も少なくありません。
そういった物は『エタノール』ではなく『メタノール』が含まれている可能性があります。
小中学校の授業で、メタノールはアルコールランプなどで触れる機会があった人も多いでしょう。
※アルコールランプはメタノールとエタノールを混ぜた燃料であることも多い
授業で『メタノールはメチルアルコールと言って、目が散るアルコールだから飲んだらダメだよ』と言われた覚えがあります。失明するアルコールという風に言われました。
実際、このメタノールは昨今においても多くの死亡事故を起こしており、密造酒もその事故の原因になっています。
海外の密造酒を飲むのであれば、この点は覚悟のうえ、自己責任でお飲みください。
それと、念のため最後に定型文を。
お酒とたばこは二十歳になってから!